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Embedded World 2025 展示会後レポート

Embedded World 2025 – 組み込み電子および産業用コンピュータ応用展」が3月11日から13日まで、ドイツ・ニュルンベルクで成功裏に開催されました。Carotaは、ADLINKのご招待を受けて共同出展の機会をいただき、ADLINKの車両管理ゲートウェイと組み合わせて、AI in Mobility」 展示エリアにて、当社の車両管理バックエンドの運用を紹介しました。また、ドイツの現地担当者が会場で終始サポートし、説明を行いました。

 

Carotaのドイツ代表 Thomas Mohr が Embedded World の ADLINK 「AI in Mobility」 エリアで解説。

 

Embedded Worldは 「世界最大の産業用コンピュータ展」 として知られ、国際的に最も影響力のある技術展示会の一つです。今年で第23回を迎え、AI、IoT、産業用コンピュータ、車載エレクトロニクス分野の企業や専門家が多数参加しました。Embedded World 2025の出展企業は、ハードウェアシステム、ソフトウェアツール、産業用ディスプレイ、IC・IP設計、マシン・ツー・マシン(M2M)通信など、多岐にわたります。

 

他のヨーロッパの展示会と比較すると、Embedded World 2025 は依然として多くの来場者を集めました。出展企業数は 2024年の1,100社から2025年には約1,000社に減少 し、来場者数も 2024年の32,000人から2025年には約30,000人に減少 しましたが、Embedded Worldは複数の産業分野にまたがり、専門的な来場者を引きつけるため、現在の自動車業界の危機の影響は比較的少なかった と言えます。

 

ADLINKのブースは幅広い関連分野をカバーしており、多くの来場者を引きつけました。私たちは、車両管理バックエンドのソリューションを紹介し、車内外のリアルタイム映像や充実した管理・分析機能 を、多くの関心を持つ企業に向けて展示しました。

 

今年の展示会テーマは 人工知能(AI) に焦点を当てており、特に AI統合、エッジAI、低消費電力コンピューティング、IoTセキュリティ に関する議論が中心でした。主な議題は AIの活用方法やエッジAIがインターネット上のコンテンツによる潜在的な悪影響をどのように回避できるか についてでした。

 

 

今後、CarotaとADLINKのより緊密なビジネス協力や共同出展の機会を通じて、私たちの共同ソリューションを企業顧客に紹介できることを期待しています。